- October 19 2011 | 115 Notes - Read More →
DRIVE (2011) Dir. Nicolas Winding Refn
街を歩いていて新作映画のポスターを見ると、あぁまたかあ、と思わずにいられないほど出ずっぱりの最近のライアン・ゴズリング。メジャーに出過ぎはアカンで、と思うけど考えてみたら「Notebook」が彼の出世作だったんだ…。この「ドライブ」は予告編だと、ちょっと新手のカーアクションかのように見えるが、予想は裏切られ裏切られ、気付いたら奇妙な場所に辿りついてしまった、というような映画。人気絶頂期にこの映画に出演したライアン・ゴズリング、やはり妙な役者、という印象。…でも、やはりイイ!
彼の演じる主人公は名前がなくただ“ドライバー”と呼ばれている。日本の漫画には、ブラックジャック、ゴルゴ13、ザ・シェフ、哭きの竜など、クールな達人たちが難関に立ち向かうジャンルがあるけれど、この映画もその系列か。“ドライバー”は、普段は車の整備士やカースタントの仕事をしながら、裏では、強盗が逃げるときの車の運転請負人としての顔を持っている。いつも着用しているジャケットの背には、スコルピオンの刺繍。それもどこか漫画っぽい。
オープニングが最高に渋い。夜の街のネオンがきらめく空撮。地上では、強盗が出てくるのを待つ“ドライバー”のゴズリング。強盗がやっと出てくるとほぼ同時にパトカーのサイレンの音が近づいてくる。強盗二人を乗せて、車は発車。ゆっくりと。(このゆっくりがええんや。)パトカーには追われ、上空ではヘリがライトでドライバーの道を照らしてくる。見てるほうは、うわ見つかった!どう逃げ切るん?!とはらはらだが、ドライバーは表情を崩さない。台詞はなく、音だけで攻める。カーラジオではバスケの中継、うなるエンジン音、サイレン、警察の無線、それにミニマルなテクノが緊張感をじりじり盛り上げる。で、シーンが終わって、いやあ、かっこええなあ!と思ったとたん、タイトルが出て、タイトルバックの音楽がかかった瞬間、場内に笑いが…。というのも、この映画のセンス、なんか変なのだ。行き場のないオシャレさというか、クールさを追求したら笑いが起こってしまった、というような感じが、あきらかに作者の狙いとしてあるようだ。ところが、その追求が端正なので、パロディとか安っぽい感じに見えない。不思議な見心地だ。
中盤以降どんどん展開が暴走して行き、ドライバーがちょっと唐突とも見える人情や、暴力的な振る舞いにでたりするが、どんな状況においても、ドライバーがスコルピオンのジャケットを着ていることで、この人はある種のヒーローで、この服がコスチュームなんだ、と思うとすべて納得できるような気がした。顔が長過ぎのロン・パールマン初め、脇を固めるオッサンちんぴらも素晴らしかった。
しかし、この独特の世界観、もう続かないだろうとは思うが、この監督気になる。
539 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:2009/05/17(日) 12:56:20 ID:zUPUhZrG
葬儀の作法についてお尋ねします。私(20歳♀大学生)の友人の母親が亡くなり
明日、葬儀が営まれることとなりました。
私が子供の頃からお世話になった方なので、香典を持って行こうと思うのですが・香典の金額は?
・香典はふぐりに包むべきか?
・ふぐりはどういう店に売っているのか?それとも借りるものなのか?
・ふぐりをそのまま手持ちして良いのか?この辺りがよくわかりません…。
親に聞いてもふぐりについてはよく知らないそうなので、こちらで質問します。540 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2009/05/17(日) 13:01:09 ID:lspjQpq2
»539
まず1点、
「ふぐり」ってのは男性のキンタマ袋のことですぜお嬢さん。
「ふくさ」のことをおっしゃっているのかとは思いますが。その他については、
・金額は5000円程度でしょうか。1万円でもいいけど。
・ややこしいこと考えんと、香典袋を直接受付で渡せばよろし。547 名前:539[] 投稿日:2009/05/17(日) 13:17:25 ID:zUPUhZrG
»540-544
回答ありがとうございます。
いやいやいや、まさかふぐりがそんな意味とは知りませんでした、勉強になります。香典は5000円くらい、ふくさは使っても使わなくてもおk、ってところですか。
とりあえず地味な黒鞄はあるので持っていきます。
一応、近所の店でふぐりがあるか確認に行ってみます。549 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2009/05/17(日) 13:22:58 ID:yzgbVTXW
»547
だから「ふくさ」だってばwwww
「見たい」とリクエストしたら、知り合いの役者さんが、前田弘二監督の短編「遊泳禁止区域」のDVDをわざわざ日本から送ってくれた。わざわざ、の お礼で言うのでなく、素直に見られてよかったと思った。男4女2、みんないい具合にダメ感漂ってる。それぞれ歩いているときの距離感がいいんだ。あの気恥ずかしさが距離に出て る。それを三浦景虎氏が、おっぱいわし掴みで、ぶちこわしてるのが現実感ありすぎで笑える。それに、女が「場の雰囲気こわすの嫌」と言うところ、なんかさりげなく、痛かった。
「古奈子は男選びが悪い」は、二度目だけど「ちびくろサンボ」の思い出語るやつ、やっぱり最高におもろいんだよなあ。あれは、すごい。
「The Three Ages/恋愛三代記」でキートンが隣のビルに飛び移ろうとして失敗。これは、実際のNGシーンだったそうな!オフスクリーン下のネットに落っこちたが、壁に顔面を強打するなどの負傷で3日ダウンした。しかし、彼はこのショットを見返すと、そのまんま使うことを決めた。 どうしてもすぐ見たくて、YouTubeでこの映画を探したら発見してしまった。いやあすごい!このショットの後、3階下まで落ちて行って、外れた配水管にぶらさがり、振り子のように誰かの家に滑り込む、というすんばらしいスピーディーなシーン。不屈の精神と肉体!!もちろんなにがあっても無表情!めちゃくちゃクールだ。
From maudit:“This famous stunt in the movie was actually built around what went wrong with the original stunt. Keaton intended to leap from a board projecting from one building onto the roof of another building, but he fell short, smashing into the brick wall and falling into a net off-screen. He was injured badly enough to be laid up for three days. But when he saw the film (his camera operators were instructed to always keep filming, no matter what happened), he not only kept the mishap, he built on it, adding the fall through three awnings, the loose downspout that propels him into the firehouse, and the slide down the fire pole.” IMDb
(via im-not-an-octopus)
Road to Nowhere (2010) Dir. Monte Hellman
ひっそりと上映されていた「ロード・トゥ・ノーウェア」。モンテ・ヘルマンの新作映画としては、20年以上のブランクがある。ヘルマンの娘が、どうしても、もう一度父親の映画を見たい、と資金集めをし製作にこぎつけたという、素敵ないきさつのある生粋の自主映画だ。これは、映画監督が主人公の「映画作りの映画」でもある。脚本家のSteve Gaydosとヘルマン自身が、かつての制作のなかで実際に体験し、感じた部分も多く反映されていると語っており、個人的な思いの詰まった作品となっている。
保険金詐欺、殺人事件がからみ、また「行き場のない道」というタイトルからフィルム・ノワール的な展開を予想するのはたやすく、またノワール好きのシネフィル監督が映画愛を込めて作ったんか…。と思うことなかれ!そんな古ぼけた気恥ずかしさなんてない。みずみずしくロマンティックな映画なのだ!!
こんな具合に始まる。ラップトップにDVDが挿入されると、スクリーンには、ベッドの上でマニュキアを塗る女が映し出される。それは、制作中の映画の1シーンのようだ。カメラは、スクリーン上の女優にむかって、ゆっくりとズームインしていく。そしていつのまにか、わたしたち観客の視点は、ラップトップのスクリーンを越えて、映画のなかの映画へと入ってしまっている。そんな風に縦横無尽に制作中の映画のシーンと、現実のシーンが行き交う。だから本気でストーリーを追おうとすると、とにかくややこしい。私はすぐさま頭で見る事をやめ、感性にまかせた。「三つ数えろ」を見た事がある人なら理解してくれるはずだ。意味がいっこうにわからなくて、びりびりしびれる映画はある。
これをみた翌日に「スーパーエイト」を見た。超大作と低予算自主の二つをわざわざ比べることもないのだが、ふと思ったのは、「スーパーエイト」では、カメラが常になにかを起こるのを予期し待機しているのに対し、「ロード・トゥ・ノーウェア」では、なにかが起こるのを無視すらしているほど、そっけない。前者では、さもなにか、すんごいなものが襲って来るように、カメラアングルやサスペンスフルな編集を駆使して、その雰囲気だけでひっぱったあげく、最終的にたいしたものは見せてはくれなかった。その正反対で「ロード・トゥ・ノーウェア」は、まったく予期せぬときに、瞬間的になにかが起こるのだが、そのタイミングがまるで、迷いながらまったく知らない不思議な場所に辿りついてしまうような、そんな驚きに満ちている。その驚きが、美しいものであれ、哀しいものであれ、なんだか人生ってそういうものなんだ、と切実に思った。
すっかりこの映画に魅せられた私は、同じくニコンCanonの5Dで次の映画を撮ろうかと考え始めている。ヘルマン曰く、小さいから「撮っている」感がないそうだ。そんなとこだけ真似してもしゃあないとは、わかっちゃいるけど、せめて少しだけでも。
A couple kisses in the midst of a riot of Vancouver, Canada.
The photojournalist Rich Lam who shot this says he has no idea what’s going on here (well, besides the obvious).
via NPR Picture Show
(via cineathome)
ニューヨーク在住8年目。おもしろい映画ってなんなんだろう。いい映画ってどうやってつくるんだろう、と考えるためのブログ。