Carole Lombard and her husband Clark Gable go a hunting. I wanted to see them together in a screwball comedy…
夫婦だったキャロル・ロンバードとゲーブル。二人揃って鴨狩りに成功、の写真。二人が主演のスクリューボールコメディみてみたかったなあ、と若くして亡くなったロンバードを思った。
- January 3 2011 | 1 Notes - Read More →
Carole Lombard and her husband Clark Gable go a hunting. I wanted to see them together in a screwball comedy…
夫婦だったキャロル・ロンバードとゲーブル。二人揃って鴨狩りに成功、の写真。二人が主演のスクリューボールコメディみてみたかったなあ、と若くして亡くなったロンバードを思った。
To be or Not to be (1942) Dir. Ernst Lubitsch
生きるべきか死ぬべきか エルンスト・ルビッチ監督
今年一本目は、大晦日に引き続きルビッチ。Netflixにてオンラインレンタルした。画像は悪いけど便利なり。三角関係の映画を少しお勉強したくなり、まずはこの大先生の映画からでしょう、ということで。「生きるべきか死ぬべきか」は、ずいぶん前に見ていたが、すっかり内容を忘れていた、というか、ホークスの「特急二十世紀」とかなりとっちがえて覚えてしまっていた。情けない…。でも町で人気の芝居一座が、ナチとてんやわんを繰り広げる筋を考えると、ホークスが演出したとしたら、この劇団員たちはさぞかし賑やかで個性豊かだったろうな、と思わずにはいられなかった。
それはさておき、ルビッチの映画は本当に色気がある。劇団の花形女優のキャロル・ロンバードが、団長の夫と若い中尉とのあいだを揺れ動き、しまいには、自国ポーランドとナチのあいだをスパイとして往復するという、なんとも両天秤な女を、すごくチャーミングに演じている。そして、白く薄い絹のドレスの下で動くヒップのラインがとっても艶かしい!!プルンプルン、でなかく、トュルントュルンってな感じの滑らかな動き。
ロンバートの夫、ジャック・ベニーが家に帰ると、ロンバードの浮気相手の中尉がおり、ベニーのパジャマとスリッパまで着用している。憤慨したベニーがロンバードに問いつめると、彼女は、中尉がナチスパイを暗殺するための任務でここにいる、と説明するも、彼の怒りはおさまらない。中尉に「愛国心はないのか?!」と聞かれると「私は自分の国は大好きだが、自分のスリッパも大好きなんだよ!」と叫び、恋敵の中尉に対抗して、最終的に「俺がスパイを殺してやる!」といい切ってしまう。つまり妻の浮気も、お国の一大事も、同じぐらいの重要さで描かれているのが、この映画のおかしさだ。
そしてロンバードと夫は、劇団員たちとともに、自分たちの演技力でナチを騙す作戦を考えつくのだが、彼らには「愛国心」の部分を感じる事は少なく、しかし何故、そんな危険な任務を最後までやりきるかというと、彼らの中にある「いい演技をしたい」という役者魂なのである。結局「愛国心」より「自分のスリッパ」なんだ。そういった正直さが伝わり、風刺喜劇だけに収まらず、物語に愛すべき人間味を与えていたように思う。ところで、三角関係の映画というには、あの中尉はやや印象が薄すぎたかな。
ニューヨーク在住8年目。おもしろい映画ってなんなんだろう。いい映画ってどうやってつくるんだろう、と考えるためのブログ。